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Data No. BT-32 |
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がんばろう北海道! がんばろうニッポン! 景色も食も気候も素晴らしい 北海道の楽しい汽車旅
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胸の痛む大水害、台風、震災 今年は豪雨被害の岡山県、震災に遭った北海道などを、無事に旅してきましたが、今は観光客が激減しているようです。しかし、元々、自然も、食も、気候も快適な、大好きな地域です。いずれは客足は必ず戻るし、私も今後何度でも訪れたい。 そんな北海道へのエールと、6月下旬の汽車旅の思い出を兼ねて、旅写真を少しばかりご紹介します。
北海道新幹線で函館へ 6月下旬、5日間の旅の初日は、東京駅を9:36に出る最速の北海道新幹線「はやぶさ11号」に乗車。4時間2分で、新函館駅に到着し、在来線の快速電車に乗り、14:00過ぎに函館駅到着。東京駅からざっと4時間半の旅。飛行機の方がずっと早いですが、羽田空港まで行く手間と時間、手荷物検査や搭乗前手続き、水平飛行になるまで、狭い座席での飲食もリクライニングも不可。それが新幹線ならば東京都心の駅から、発車1分前でも乗車して席に落ち着いたら、すぐにでも缶ビールをプシューとできる。座席もゆったり。ひとそれぞれでしょうが、4時間台程度ならば、私は断然新幹線派です。 函館は、もう何度も訪れているので、観光地めぐりは割愛です。午後3時前に、温泉大浴場付ホテルパコ函館に投宿し、休憩してゆったり温泉を楽しみ、それだけが函館での目的であった、海鮮料理を楽しめる居酒屋での夕食です。料理も旨いし、生ビールも旨い。 函館市の観光案内は、こちら(函館市観光協会HP)。
十勝への汽車旅 旅の二日目、函館から十勝方面への汽車旅です。8:53発の札幌行特急の自由席で南千歳へ。そこで釧路行特急に乗り換えて、十勝ワインの名所、池田町へ。山を眺め、海を眺め、噴火湾をぐるりと半周するルートです。 午後2時過ぎ、池田駅に到着。そこから徒歩約10分の「池田ワイン城」を訪ねます。大きな立派な建物内で、ワイン貯蔵庫や製造工程などを眺め、ギフトショップでお買い物。ちょっとだけ白ワインの無料試飲がありました。大きな施設なので、もうちょっと種類の違うワインの味比べコーナーや、動いている工程などもあるかと思ったが、意外とそっけない施設でした。山梨の勝沼あたりのワイナリー方が、ずっとサービスが良いかな。 この日は帯広に戻り、駅前にある温泉大浴場付、「ホテルルートイン帯広駅前」に投宿。帯広は初めての滞在でしたが、モダンで大きな街だったのに驚いた。夕食は、韓国焼肉店で、十勝牛と十勝ワインをいただきました。もちろん、とても美味。
富良野のラベンダー畑、美瑛のうねる大地 旅の3日目は、駅レンタカーを借りて、狩勝峠を越え、富良野盆地に降り、ラベンダーの名所を訪ね、美瑛を経由して、旭川駅で乗り捨てし、特急列車で札幌に。帯広からは富良野へ行く鉄道路線の一部が、水害の影響で不通のため、レンタカーでの移動としました。 正午過ぎ、富良野盆地にある ラベンダーの名所、「ファーム富田」 を探訪。ラベンダーは、まあまあの見頃でしょうか。ポスターなどで見かけるカラフルな数種類の花畑は、まだ数週間早すぎたとのこと。園内はラベンダーの香りが漂い、背後は、私には懐かしい十勝岳連峰が聳えます。 富良野から北上し、美瑛で「セブンスターの木」を見物。地域タバコの包装紙に使われた景色だそうな。関東に住んでいた身には、ほとんど馴染みの無いものですが、ちょっとした絵になる風景ではあります。周辺は雄大な、大きくうねる大地に馬鈴薯などの畑が広がり、これもちょっとした見ものです。
旭川〜札幌〜そして登別温泉 旭川でレンタカーを返車後、駅近くの「大雪地ビール館」を訪問するが、予約無しでは入れず、旭川駅で軽食をとり、特急電車で札幌へ。札幌では、すすき野のアパホテルに投宿。札幌市内の温泉付ホテルは高額なので、やむなく普通のビジネスホテルにしました。夕食には、ホテル近くでジンギスカンをたっぶりと堪能。私は、ここで札幌の観光案内など書きますまい。 旅の4日目の朝は雨模様。市内見物は割愛し、札幌駅から室蘭行特急で、登別駅に。駅からはタクシーで10分、登別温泉「滝本イン」に投宿。なんと午後1時で、快くチェックインさせていただきました。ここは2007年にも滞在したことがあり(当時のレポ)、普通の温泉旅館では難しい「おひとりさま」も大歓迎の宿です。目の前にある巨大な温泉旅館「第一滝本館」の姉妹館なので、そこの巨大な大浴場を自由に利用できます。
ありがとう北海道、頑張ろう北海道! 5日間の汽車旅は、つつがなく完了しました。天気にも、まずまず恵まれました。最終日、登別からは新函館に戻り、午後の新幹線はやぶさで帰京。しかし、その翌週に、旭川近辺で豪雨被害、そして9月6日に震度7の大地震が発生。本当に驚き、胸が痛みます。 北海道に限らず、今年はやたらと自然災害がひどい。被災された地域の方々に、心からのお見舞いを申し上げると共に、一日も早い復興を望みます。大好きな北海道は、これからも幾度でも訪れるでしょう。良い景色を眺め、美味しいものを食べ、自分自身に対する元気をもらうためにも。 がんばろう北海道!がんばろうニッポン!そして、がんばれ西武ライオンズ!■
(このレポは、2018年9月15日掲載) ● 探訪した名所の各地案内は、本文中のアンダーライン個所からアクセスできます。 | |||
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