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十日町に美味いラーメン屋、「麺屋さん八」登場!
そこは、JR十日町駅(北越急行駅の反対側です)を背にして、駅通りの左側アーケードを歩き、最初の昭和町通りの交差点を左に曲がり、スーパー「リオンドール」の入口を通り過ぎた、平沢テレビの隣で、黄色の壁面が目印の「麺屋さん八」です。 店を開いたのは、私と同じ地元の高校の同窓生である松沢一郎氏ご夫妻です。私とは、クラスは違っていましたが、在学当時は3年8組だったので、店の名前を「さん八」としたとか。そんな名前の付けかたからして、ふるさと思いで、ジーンと来ますね。 同行した友人が私を紹介してくれたものの、40年の歳月は長く、当然のこと、お分かりにならない。でも店内には、母校の卒業アルバムが常備されていて、私のクラスの集合写真の中にある私の顔を指差したら、「あ〜分かった分かった!」と、にこやかに喜んでくださいました。 松沢さんは、東京都内の神田神保町で、8年間店を営んできましたが、高齢になったご両親の面倒を看る為、郷里へ戻られたとのこと。神田神保町といえば、本当にラーメンの弱肉強食のし烈な激戦地であり、通ってくる客の舌も相当うるさいので、そこそこの当たり前の味なんかじゃ、絶対に通用しないという「聖地」です。麺食いの私も、北は旭川・札幌・函館、本州では山形・喜多方・佐野・東京・横浜、西は博多・長崎、南は沖縄のソーキそばなどなど、行列を厭わず、各所を食べ歩きましたので、まあまあ、そこそこの評価はできるかな、と大いに期待しました。 注文したのは、「当店一押し」という「特製醤油ラーメン」と「水餃子」です。 う、うんめえ〜っ!究極のスープ! 注文したラーメンを前にしたら、いきなり胡椒を振ったり、薬味を投入するのは絶対タブー。先ずは、レンゲでスープを飲んでみましょう。そして、何も加えていない麺も味わってみましょう。 一口スープを飲んで、思わず私の口から出た言葉は、「う、うんめえ〜っ!」でした。 鶏がら・とんこつ・カツオ・昆布・野菜・果物など、16種類の旨みを引き出したという究極のスープです。いやあ、これは過去数十年間、この近辺では絶対に巡り会えなかった洗練された味だ。決してコッテリではない、アッサリでもない。一口すすったら、自分の体が即座に次の一口を要求する。麺もスープとのからみが抜群で、こしがあって美味、叉焼も柔らかくて、メンマも美味しい。 水餃子もいただきました。赤い辛子味噌をつけて食べると、ビールが進んでしまいそう。あと、鶏肉ときゅうりを載せた「とりきゅう丼」も、麺のお供におススメです。 美味しいものって、ゆっくり食べられないんだよね。どうしても身体が次の一口、その次の一口を要求してくるから。 これ、決して、同窓生びいきはしていません。本当に美味いんです。正直言いますと、中学校の同窓生がやっているラーメン屋もありますが、申し訳ないけれど、これは一度食べたきり、二度と行ってません。 「さん八」では、学生割引や、60歳以上のじいちゃん・ばあちゃんへのサービス割引もあります。 こんな美味いラーメン屋ができたので、ふるさとへ通う回数も増えてしまうかも。メニューの全部を、先ずは味わってみたい。ぜひ、おススメです。ぜひ、食べてみてください。■ 管理人 Shinzo Yamaguchi 2011.08.23. |
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