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ふるさと讃歌、十日町  管理人記事 (2011年8月23日):

 

十日町に美味いラーメン屋、「麺屋さん八」登場!


  「高校の同窓生がラーメン屋を開いたぞ」という知らせを頼りに、7月下旬の郷里への用事の際、早速立寄ってみました。

  そこは、JR十日町駅(北越急行駅の反対側です)を背にして、駅通りの左側アーケードを歩き、最初の昭和町通りの交差点を左に曲がり、スーパー「リオンドール」の入口を通り過ぎた、平沢テレビの隣で、黄色の壁面が目印の「麺屋さん八」です。

  
     JR十日町駅からの略図(ほくほく線の反対側です)             黄色い壁面が目印、3台程度は車も停められます
     住所: 十日町市寅甲190-7 (昭和町通り)

            
       オーナーの松沢さん           さん八のメニュー(他に学生割引・じいちゃん・ばあちゃん割引もあります)
 

  店を開いたのは、私と同じ地元の高校の同窓生である松沢一郎氏ご夫妻です。私とは、クラスは違っていましたが、在学当時は3年8組だったので、店の名前を「さん八」としたとか。そんな名前の付けかたからして、ふるさと思いで、ジーンと来ますね。

  同行した友人が私を紹介してくれたものの、40年の歳月は長く、当然のこと、お分かりにならない。でも店内には、母校の卒業アルバムが常備されていて、私のクラスの集合写真の中にある私の顔を指差したら、「あ〜分かった分かった!」と、にこやかに喜んでくださいました。

  松沢さんは、東京都内の神田神保町で、8年間店を営んできましたが、高齢になったご両親の面倒を看る為、郷里へ戻られたとのこと。神田神保町といえば、本当にラーメンの弱肉強食のし烈な激戦地であり、通ってくる客の舌も相当うるさいので、そこそこの当たり前の味なんかじゃ、絶対に通用しないという「聖地」です。麺食いの私も、北は旭川・札幌・函館、本州では山形・喜多方・佐野・東京・横浜、西は博多・長崎、南は沖縄のソーキそばなどなど、行列を厭わず、各所を食べ歩きましたので、まあまあ、そこそこの評価はできるかな、と大いに期待しました。

  注文したのは、「当店一押し」という「特製醤油ラーメン」と「水餃子」です。
 

う、うんめえ〜っ!究極のスープ!

  
       個性派、特製醤油ラーメン(650円、大盛750円)                     水餃子3個(150円)もおススメ!

  注文したラーメンを前にしたら、いきなり胡椒を振ったり、薬味を投入するのは絶対タブー。先ずは、レンゲでスープを飲んでみましょう。そして、何も加えていない麺も味わってみましょう。

  一口スープを飲んで、思わず私の口から出た言葉は、「う、うんめえ〜っ!」でした。

  鶏がら・とんこつ・カツオ・昆布・野菜・果物など、16種類の旨みを引き出したという究極のスープです。いやあ、これは過去数十年間、この近辺では絶対に巡り会えなかった洗練された味だ。決してコッテリではない、アッサリでもない。一口すすったら、自分の体が即座に次の一口を要求する。麺もスープとのからみが抜群で、こしがあって美味、叉焼も柔らかくて、メンマも美味しい。

  水餃子もいただきました。赤い辛子味噌をつけて食べると、ビールが進んでしまいそう。あと、鶏肉ときゅうりを載せた「とりきゅう丼」も、麺のお供におススメです。

  美味しいものって、ゆっくり食べられないんだよね。どうしても身体が次の一口、その次の一口を要求してくるから。

  これ、決して、同窓生びいきはしていません。本当に美味いんです。正直言いますと、中学校の同窓生がやっているラーメン屋もありますが、申し訳ないけれど、これは一度食べたきり、二度と行ってません。

  「さん八」では、学生割引や、60歳以上のじいちゃん・ばあちゃんへのサービス割引もあります。

  こんな美味いラーメン屋ができたので、ふるさとへ通う回数も増えてしまうかも。メニューの全部を、先ずは味わってみたい。ぜひ、おススメです。ぜひ、食べてみてください。■

                                          管理人 Shinzo Yamaguchi   2011.08.23.

 

 
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