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Data No. 171

Data: 
訪問日: 2008年8月2日

天候: 晴れ

 

越後 長岡まつり

大花火大会

 


日本一の誉れ高い大花火

  長岡市の中心部には伯母の一家が住んでいて、幼少の頃から祖母と一緒に毎年のように長岡まつりの大花火大会は欠かさず見ていた。会場の土手に行っても良し、伯母宅の屋根の上からでも良し。尺玉の炸裂する大音響に飼っていたスピッツは怖がってキャンキャン吠えまくった。信濃川にかかる長生橋から流れ落ちる「ナイアガラ大瀑布」、次から次に打ち上げられる大スターマイン、そして締め括りの「三尺玉」。

  高校を卒業して東京に出てきてからは、すっかり長岡大花火にはご無沙汰してしまった。そして、祖母も長岡の伯母も他界して既に久しい。関東近辺の花火大会では、隅田川も見た、豊島園も見た、入間川七夕も見た、西武園の有料席でも見た、調布の多摩川も見た。小玉が沢山上がってきれいだけれど、なんだか迫力が無い。長岡の大花火を見慣れた身には、大変失礼ながら、やたらな花火には感動しない。長岡花火が見たい、長岡花火が見たい...。他所の花火を見終わるたびに、長岡恋しさが募ってゆく。

  そんなわけで、毎年というわけには行かないが、8月2日、3日の花火大会が週末と重なるような場合には、是非とも出かけたい一見の価値がある花火である。ちなみに「長岡まつり」とは昭和20年8月1日の長岡空襲で犠牲となった人々の慰霊祭である。

        
          明るいうちから大変な人出になった                   いよいよ打ち上げ開始(場所が悪い!)

  過去最高の人出になるのでは、と予想されていた8月2日、十日町の友人らと缶ビール、弁当を沢山持って、開演2時間以上前に信濃川の土手に行ったが、既にびっしり満席。大手大橋が視界を遮ってしまう場所にやむなく席を確保。

  花火大会の模様を文章で書いても意味はあるまい。7:15から始まり、9:30まで、約45回の大型花火が、場内アナウンスの後に惜しげもなく打ちあがり、その間にもどんどん尺玉などが打ちあがる。ベスビオス超大型スターマイン、10号尺玉早打100発、ナイアガラ大瀑布、2回の三尺玉など。デジカメで撮ったビデオ映像の一部を紹介します。しかし、橋の陰に居たので、アングルと映像はイマイチです。

  動画は下記をクリックしてください。
残念ながら、Yahoo!の動画サービスは終了してしまいました。)

  10号尺玉早打100連発

  ナイアガラ大瀑布と三尺玉

  最後の締め括りは、中越地震からの復興を祈って4年前から始められた「フェニックス」という度肝を抜く超大型スターマイン。長さ1,600mに渡って、6〜7箇所からすごいスターマインがこれでもか、これでもかと打ち上げられる。これ、とてもビデオになど撮れる代物ではない。カメラを覗いても、その全幅の半分どころか3分の1も写らない。肉眼で見るしかないです。

  百聞は一見にしかず。興味のある方、次の機会は是非長岡へ行って実物を見ましょう。■